カテゴリー: 託送料金

電気料金を知る  その2 電力システム改革の「行方」 長期脱炭素オークションって何?

3.11以降、電力システム改革のもと、小売の自由化を経て電気料金はさまざまな他の要因とあいまって上昇を続けています。 私たちは、安定供給を望み、できるだけ低減化した電気を消費したいと願ってきましたが、地球温暖化や再生エネルギーの普及の実態、それらをグリップする制度設計がどう進められているのかよくわからなくなっています。 託送料金...

電気料金を知る その1 託送料金訴訟が漫画になりました

コンシューマネット・ジャパンでは、3.11以降、電気料金を決めるものは何かを追求してきました。 2016年から原発推進、再エネ後退政策を問う九州グリーンコープの「託送料金の上乗せ違法訴訟」に弁護団とともに訴訟を支える活動を行ってきましたが、この年末にはいよいよ最高裁の判断が下されるようです。 同じく、この裁判に関わってきた静岡の...

託送料金裁判 最高裁へ〜問われる原発政策の危うさと電力システム改革の行方を問う!

コンシューマネット・ジャパンは(一社)グリーンコープでんき(グリーンコープ共同体法務部が訴訟担当)が国(処分庁経済産業大臣)を相手取って行った託送料金認可取消訴訟の協力支援を提訴前から10年余にわたって行っています。 2020年10月15日に福岡地裁に提訴後、2023年3月22日には第一審判決。2023年10月15日には福岡高裁...

アーカイブより 電力託送料金問題を振り返る その1

アーカイブより 電力託送料金問題を振り返る その1

消費者のための安全安心情報サイト 電気料金と託送料金について パブコメ募集締め切り迫る レベニューキャップ制度や配電事業規制はどうなる? エネルギー 原子力 小売電力自由化 託送料金 電力システム改革 電気料金:2022年1月11日 2021年12月15日に総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会 持続可能な電力システム構築小委...

2.26託送料金裁判が示す日本のエネルギー政策〜福岡高裁の判断は?

「控訴審」判決言い渡し期日 傍聴及び記者会見・報告集会のご案内 経済産業省令による「賠償負担金」と「廃炉円滑化負担金」の託送料金上乗せの違法性を問う控訴審が昨年11月27日に結審し、その判決が2月26日に言い渡されます。 国の主張をそのまま鵜呑みにしたような一審判決を受けて、控訴審では原判決をつぶさに検証し、間違っている国の主張...

託送料金訴訟は電力政策の本質的問題をえぐるものに!! 2.26福岡高裁判決に注目を

3.11を経て、グリーンコープ生協共同体(グリーンコープ)はいち早く支援物資を遠く九州から福島に届けていました。グリーンコープは九州を起点に事業を営む組合事業体です。30余年にわたる脱原発運動の一つの到達点として、「生活に必要な電気を自分たちでつくる」発電所事業と「原発フリーのグリーンコープでんき」の小売事業に踏み出しました。(...