アーカイブ コロナとマスク問題 2020年12月8日記事より記事より
コロナ対応を考える その28 ご意見募集!いつまでマスクが必要なのか?マスクのTPOを考えませんか?

それでもワクチンよりはまだマスク・・でしょうか
コンシューマネット・ジャパンには、マスクに対する相談が増えてきています。2020年6月に、CNJでは厚労大臣宛にマスクについて下記の申し入れをしたことが原因だと思われます。
(申し入れ要旨)
その時の申し入れの内容は、
厚生労働省新型コロナ専門家会議は、「症状のある人が、咳・くしゃみによる飛沫の飛散を防ぐために不織布(ふしょくふ)製マスクを積極的に着用することが推奨される(咳エチケット)」であり、マスクは咳などの症状のある人が他人への感染リスクを減らすために着用が「推奨」されるエチケットに過ぎないということを今一度明確に情報発信してください。
新型コロナも、日本における現状においては、超過死亡も認められず、重症化する対象者もわかり、第二波への警戒を強調する報道はあるものの、感染予防のための国民の意識は十分に浸透しており、医療崩壊の危険はほぼないことがわかってきています。
手洗い、消毒、マスク、密を避けるなどの自主対応は有用ですが、時節柄、マスクの着用が推奨のレベルを超え教育機関や民間機関においては義務のように強要されていますが、そもそも飛沫感染を防ぎ切れるものではなく、逆に熱中症や他の呼吸器系の疾病を引き起こすリスクを配慮すべき時期です。以下の点について要望いたします。
マスクの悩みは?
その後もマスクに関する見解は変わっていません。新型コロナウイルス感染症については、感染が起きる仕組みや科学的な実験、統計的なデータでわかっていることとして、飛沫感染を第一次的に予防するのにマスクが感染の予防に有効であることは疑う余地はありませんし、いわゆる「3密」が良くないことも確かです。日本ではPCR陽性イコール感染として恐れられていますが、特に感染しても若い世代等では重症化については恐れる過ぎる必要はないのです。
一方で、日常的にマスクの強制と言える現実に苦しんでいる方からの相談も増えています。マスクについては、厚労省も詳細な「するしない」についての明言を避けています。一言でTPOに合わせて必要性を判断する意ということ自体が難し状態と言えます。
今回は皆さまからのご意見と最近の知見を調べながら、再度申し入れをしたいと思います。
ご意見をいただける方は
にお寄せください。
(参考)
NHKのタクシーマスク不装着者への乗車拒否問題について抜粋
2020年11月16日のタクシー料金の事後検証についての発言と回答は以下の様なものでした。
○古賀委員 古賀でございます。よろしくお願いいたします。
3点ほど御質問等をさせていただきたいと思います。
1点目なのですけれども、今回3ページのところに、組替え後の経営状況と労働環境の把握というおまとめをいただきまして、ありがとうございました。大変分かりやすく拝見いたしましたが、今回コロナの影響で、いろいろな補助をされているということで、6ページのところに関連して1つ質問をさせていただきたいと思います。6ページのところに、今回国交省さんとして、新型コロナウイルスの影響を受けたタクシーの支援ということで、いろいろしていただいていると思うのですけれども、これは個人タクシーの場合には、同じように、こういう支援は、どういった形でされているのかということと、それから、今回予算を新たに、来年度に向けての、引き続きのタクシーの支援について、コロナ対策としては、どのような予算の額及び内容、それから予備費の支出等も含めて、予算等の申請をされたとかということを教えてください。
○座長 お願いいたします。
○M地域交通対策官 御指摘いただいてありがとうございました。
コロナ対策についての御質問いただいたと思っております。
まず、個人タクシーで、コロナのパッケージとして使えるものがあるかどうかというところでございます。
基本的には、使えるものとして運用させていただいております。例えば、上のほうでちょっと例示させていただいているのですけれども、第一次補正予算というところで、防菌シート、タクシーに最近乗ると、ひょっとしたら、運転手と後部座席で、透明なシートを貼っているものをお見受けになられることがあるのではないかと思いますが、あちらについての補助であったりとか、もう一つ、ちょっと新しい取組でございますけれども、まさに緊急事態宣言が出たときに、なかなか外に買い物も行けないと、かといって、誰も食事を運んでくれないと、こういった問題が出てきたところでございます。そういったときに、タクシーデリバリーということで、タクシーを使って、一部の限定の場合であれば、貨物というか、飲食を運んでいただくという、こういう制度改正、規制緩和をさせていただいたところでございます。
これは、当然、個人タクシーでもお使いいただけるということでございまして、Go To についても使えるというところでございますので、いたずらに個人タクシーだけ使えないということは、基本的にはないかなと思っております。
細かい、厚労省であったりとか、経産省の用意している中で、要件に引っかかるものはあるかもしれないですけれども、基本的に同レベルのものだと思っていただければと思っております。
次に、もう一つ御指摘いただいたのが、来年度予算ということでございました。
御指摘のとおり、コロナ、正直なところ一次補正、二次補正やってく中、ばたばたと考えていったのが正直なところです。
今、ちょうど腰を据えて、一次補正、二次補正の教訓も踏まえて、我々は予算を仕込ませていただいておりまして、今、要求中ということでございますので、絶対に取れるとか、そういったことは、なかなか申し上げられないのですけれども、我々が頭に思い描いているものを御紹介させていただきますと、コロナを踏まえて、タクシーは換気をするようにとなっております。ただ、どうしても限界があるし、冬だと、窓を開けると、とても寒いという話は、ひょっとしたら来年も出てくるかもしれないですし、今年度出てくるかもしれないと。
我々がやろうと思っておりますのが、新技術を活用していこうと、これは1つのキーワードとして考えておりまして、今、考えておりますのが、空気清浄機、単なる空気清浄機ではなくて、医療用のマスクで使われるような布を幾層にも重ねていくことで、ウイルスの根本になるものをキャッチしていくということで、そういったものを導入するタクシーさんに対して、何か支援ができないかなと。
ここまでで言えば、単なる月並みの話になってしまうかもしれないのですけれども、プラスアルファーで我々が考えているのは、やはり消費者の受けとめだと思っております。
幾ら上のほうで装置がついても、どれぐらいきれいになっているのだというのが見えないと、言ったもの勝ちみたいな話になってしまうと思いますので、我々がもう一つ意識していますのが、見える化ということでございまして、今、一部企業さんが作っておりますのが、空気清浄しますと、その結果がモニターに表れますと、今、どれぐらい空気がきれいかどうかというのが、瞬時に分かるような心電図のような、ちょっとほこりが舞ったら、ぱっと上がるような、そういったイメージになるのですけれども、そういったものをつけていきながら、タクシーの車内というのが、空気的にすごくきれいに使うことができるのだということをアピールしていければいいかなと思いますので、この2つについて、少し予算の支援ができないかというのを考えているところでございます。
一旦、取組としては、以上でございます。
○座長 ありがとうございます。
古賀委員、いかがでしょうか。
○古賀委員 御丁寧に料金以外のことを御説明いただき、ありがとうございました。
1点だけ、また、余り関連のないことを申し上げて恐縮なのですけれども、NHKのニュースで先日、マスクをしていない人はタクシー乗車を拒否してもよいという、そういったニュースをちょっと小耳に挟んだのでございますけれども、マスクについては、やはり、小さな子供に必要ない場合もありますし、それから、こんなにタクシーの衛生環境を整えていただいている折でもありますので、一律に拒否するというのではなくて、その辺り、マスクをどうしてもつけられない方もいらっしゃいますので、柔軟な対応ができるようにということを、一言、国交省さんのほうでも意識をしていただけませんでしょうか。
これは、要望です。よろしくお願いいたします。
○座長 いかがでしょうか。もし、御発言がありましたらお願いします。
○M地域交通対策官 先生が御指摘の点、国交省として、もっともだと思っておりまして、一部報道については、非常に遺憾に思ってございます。
今回のマスクの着用をめぐる約款の申請に対する対応でございますが、一律義務化というものではなくて、各社さんごとに約款、つまりタクシーを利用するときのルールを、それぞれ個社で定めているところでございますが、我々が認可いたしました内容を申し上げると、まず、流しのタクシーとか、マスクをつけていない人がいて、もう乗せませんと素通りする、これは完全にアウトとルール化をしてございます。
どういったことかと申しますと、まず、何個か要件はございますが、まず、第1点、運転手がマスクを着用していない理由を丁寧に聞き取ると、これが大前提として約款のルールに書かせていただいております。
その上で、病気とか正当な理由がない場合に限って、まず、マスクの着用をお願いするのだと、それでも、なお、最後、どうしても病気とかではなくて、ただ、心情的にちょっとつけられないということであれば、乗車はお断りすることもあると。
こういった内容についてのみ、初めて、我々は約款を認可させていただきました。ですので、障害があったりとか、お子様であったりとか、マスクをつけられない方々については、申告内容、利用者さんがお伝えする内容を最大限尊重して、運転手が、いたずらに、むげに乗車拒否をするということが、もしも確認されましたら、厳正な処分を行っていこうかなと考えております。
ただ、反面、利用者様ももちろんそうなのですが、次に乗ってくるお客様に対する感染対策という意味でも捉えると、やはりマスクをつけない会話で、お声として届いていますのが、夜の街などと、たまに巷に出ていますけれども、どうしてもそういう繁華街のところで、お酒にお酔いになられているお客様が、マスクをつけずに、大声で一緒に乗っているお客さんと話すということがございました。次に乗ってくるお客様の感染対策という意味でも、余りよろしくないかと思いますし、特に運転手さん、これは釈迦に説法でございますが、平均年齢も、まさに次の7ページ目に書いておりますとおり、非常に高うございます。運転手さんも、なかなかなり手が少ないという中で、運転手さんを守る、次の乗客さんを守るという点では、マスクをつけていただくというのは、新しいエチケットとしては必要になってくるかなと。
この2つのせめぎ合いをうまく守った形で、今回、マスクの着用の約款については、一部認可をさせていただいたとお受けとめいただければ幸いかなと思っております。
CNJに寄せられた意見
一方で、CNJには以下の様な意見が寄せられています。
*西武鉄道さんのポスターでおかしなポスターを見つけました
略
これはマスクする=偉いなんて間違った情報をすりこませる掲示ではないかと思いご相談までにご連絡しました。このようなものについて申し入れなどはどうすれば良いのでしょうか?ご教示いただければ嬉しく思います。
*6月に厚生省に対して、マスク着用の義務をなくすようにとの要望を出しておられるようですが、これに対して厚労省から返事はいかがな物でしたか?要望書を拝見して、私の考えと殆ど同じであり、子どもたちや一般大衆にマスクさせる意義はなく、またマスクの弊害をSNSでも日々訴えています。10月の厚労省のリーフレットから、確かにマスク着用という文言が消えており、これが厚労省の回答と受け止めて良いのでしょうか?またそうであるとすると、求めておられた、広く一般に周知するような会見は開かれておりませんね。厚労省は会見をし国民に周知する義務ごあります。厚労省からの返事がどうであったか教えて頂き、そのお返事をSNSで公表しても良いかお尋ね致します。
*今年から小学校に通い出した娘の事でご相談させて下さい。マスクの常時着用から、最近娘の呼吸がおかしく心配しています。マスクをしていなくても息苦しいと言っているので、学校に行って居ない際はマスクを外して過ごしていますが、登下校や、体育、縄跳びの時間もマスクをしなくてはいけないとなると身体への負担は相当だと思います。どうにかマスクを外して学校へ行けるようにしてあげたいと思い、学校にお願いしたいと思っているのですが、取り合ってくれるものなのでしょうか?
学校側も熱中症の危険のある夏時期は登下校のマスク着用はしなくても良いと言っていましたが、涼しくなって、登下校中もマスク着用になってしまいました。
呼吸の妨げになるマスクよりはフェイスシールドの方がましだと思いますので、一時的にフェイスシールドを着けようかとも考えました。
娘は見た目の違和感と、周りのお友達が皆んなマスクを着けている事で嫌がると思いますが、、
娘は心臓の奇形がある為、心臓に負担のかかる事はしたくありませんので、それを理由にお願いしてみたいと思います。
そしてマスクの危険性を調べてる際にこちらのサイトに繋がり、病気とワクチンの討論会の資料を購入したのでこれ以上コロナに振り回されないように勉強したいと思います。
(回答)
厚労省の見解です。就学前とありますが、小1にも当然ありだと思います。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
問5 就学前の子どものマスクの着用について、どのようにしたらいいですか。
乳幼児(小学校に上がる前の年齢)のマスクの着用には注意が必要です。
特に、2歳未満では、着用は推奨されません。息苦しさや体調不良を訴えることや、自分で外すことが困難であることから、窒息や熱中症のリスクが高まるためです。
また、2歳以上の場合でも、マスクを着用する場合は、保護者や周りの大人が子どもの体調に十分注意した上で着用してください。本人の調子が悪かったり、持続的なマスクの着用が難しい場合は、無理して着用させる必要はありません。マスクは適切に着用しないと効果が十分に発揮されません。(WHOは5歳以下の子どもへのマスクの着用は必ずしも必要ないとしています。)
乳幼児の場合、感染の予防は、保護者とともに3密(密閉、密集、密接)を避け、人との距離の確保(フィジカル・ディスタンス)、手洗いなど、他の感染防止策にしっかりと取り組んでいただきたいと思います。
(参考)WHOとUNICEFによる子どものマスク着用に関するガイダンス
https://www.who.int/publications/i/item/WHO-2019-nCoV-IPC_Masks-Children-2020.1
*そもそも感染とはなにか無菌状態が健康なのか。呼吸の自由を奪わないでほしい。多様性を失わない社会であることを祈るばかりです。
(子どもは特に、感染克服を自力でしてこそ自分で歩いていける力になると思うので、わがやは何もワクチンを打っていません。打たないと入国できない国に行くなど、必要になればその時に本人の意思で打てばいいし、0歳児と5,6歳児が血中に異物をいれるのはその後の経過がだいぶ異なると思ったので、、、)
でもコロナに関しては早くワクチンができてしまえば、少しはマスク強制が弱まるかなーと感じています。
打ってなくても打ったと言えば済むし。
小学低学年は、マスクの中は汗とよだれと鼻水だらけになって不衛生、と小学校の保健の先生もおっしゃってましたね〜(^^;
先生から子どもの表情も見えない、そうしたことすべて認識していても、現場の先生もマスクと向き合うことはしてきてないのが現状です。
その余裕もないのだろうと思います。父兄の声として引用できるものがあれば、ぜひご活用下さい。