予防接種を考える75の話〜母里啓子さんの言葉を残す会 紹介

トランプ政権に変わり、米国ではWHOからの離脱やワクチン政策の見直しなど、新たな動きが出てきています。

コンシューマネット・ジャパンでは、2020年から始まったコロナ化の中の日本の対策の問題点について3冊のコロナの関連本を上梓し、毎年ワクチントーク全国や北海道ワクチントークとの集会を共催・参加するほか、他団体の講演会への講師派遣などをしてきました。

これらの出版物やレジュメについてはstoresでの販売も行なっています。

2024年8月にはロシナンテ社と共同で「見捨てられる被害者」のブックレットを出版し、有志医師の会の中心メンバーである藤澤明徳さんや被害者駆け込み寺の鵜川さんなどと執筆し、コロナワクチンの問題点や副反応被害の実態をお知らせしました。

2024年10月からは特例臨時接種が終了し、新たに65歳以上の高齢者を対象とした定期接種B類型としての接種が続けられていますが、接種率は激減しています。一方でコロナ禍の中で再開されたHPVワクチンでは新たな9価ワクチンによる被害者も出ており、全国4ヵ所のHPV薬害訴訟も熱い弁論の応酬が続いています。

私たちはこれから、予防接種で防ぐとされてきた感染症について、どう対応したら良いのでしょうか。

コンシューマネット・ジャパンでは2021年10月に予防接種問題の中心であった母里啓子さんの逝去に伴い、母里さんと共に考え続けてきた四半世紀の予防接種行政や被害者救済を振り返りながら、すべての予防接種について、母里さんの考え方を平易にまとめる試みを行いました。幸い、これまで、母里さんの本を出版してこられた双葉社からの出版が叶いましたので、ここに母里さんの生涯の歩みを振り返りながらブックレットの紹介をさせていただきます。

https://consumernetjp.stores.jp/items/675440e16220421923377253

《人間は、わからないことはわからない、って言わなきゃいけない。 今は、なんでもわかって、科学で証明できるっていう体裁はとっている。 でも、ほんとうは、わからないことばっかりなんです。》(6章母里さん最後のお話から) ——————————–
著者:母里啓子+子どもと親のためのワクチン読本編集部 監修:山本英彦 イラストマンガ:えのきのこ 四六判・並製・192ページ 出版社:双葉社 (2024/11/20) 発売日:2024/11/20 ——————————–
母里啓子氏による著書、ロングセラー『子どもと親のためのワクチン読本』シリーズの姉妹編ができました! 母里さんの生前の講演やインタビューのお話から、ワクチンを考える上で最も大切なことをピックアップ、そのままのセリフを収録しながら、解説を加えました。新型コロナや大人向けワクチンまで含め、前作よりさらに深く、わかりやすく、ワクチンというものを歴史的、体系的にとらえられるように、75の項目で解説しています。 巻末に収めた、母里さんへの最後のインタビュー「ワクチンさえできれば、という幻想」は必読です。
目次 –
1章 ワクチンは「病気を防ぐいいもの」と思っていませんか?
2章 ワクチンとはどういうものか知っていますか?
3章 インフルエンザワクチンという「商品」
4章 それぞれのワクチンの必要性を考える
5章 大切な自分の体のこと。自分で考えて、自分で決める
6章 ワクチンさえできれば、という幻想 新型コロナについて 母里さん最後のお話

*2024年12月に立命館大学生存学研究所に「母里さんの軌跡」についてお話ししたレジュメとパワーポイント資料については別記事にて紹介し、追ってstoresで頒布いたします。

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