地方議員の懲罰決議を考える その3 山下議員への懲罰等取消しに市民が請願権行使
地方議員への懲罰について、自治体の議会の自立権と議員の発言の自由や政治活動をどう考えるかについてはこれまで2回記事をアップしています。
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沼津市議会での山下富美子議員の発言と懲罰をめぐっては、地元の新聞紙でも大きく取り上げられ、支援の輪が広がっていました。2022年5月30日、支援者をはじめ、懲罰と発言削除の撤回を求める請願が出されました。多くの方の賛同を求めています。

2022年5月
報道関係各位
山下富美子議員への懲罰と議会発言削除撤回を求める請願
請願は、憲法で保障された国民の基本的権利です。
2022年5月30日私たちは 山下富美子議員への懲罰と議会発言取り消しは、裁判例を基に撤回を求める請願書を議長に提出。
今、全国各地の地方議会で、少数派の議員に対する不当な処遇が行われています。昨年12月、不当な内容だと感じながらも、これ以上、議会を長引かせて市民の利益を損なうことになってはいけないと考え、懲罰を受け入れた山下議員。しかし、私たち市民にとって、このようなことを見過ごしてしまえば、少数派の議員に対する不当な処遇を助長しかねないと考えます。これは民主主義の根本の問題であり、議会の自殺行為です。多様な意見が活発に交わされる議会を私たちは心から願っています。
他請願提出者406名(市内401名・市外5名)