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フッ素研究会の報告と冊子のご紹介

2021年11月23日(火)フッ素研究会がzoomで開催されました。報告と冊子のご紹介です。

第41回日本フッ素研究会*全国集会の報告                     

                          秋庭 賢司さん

 第41回日本フッ素研究会*全国集会は、2021年11/23(祝)日、昨年に引き続きネット上の会議となり61名が参加して10時に開催された。午前中はポールコネット氏の「フッ素の神経毒性」と題する講演であった。

コネット氏の講演は昨年の3月と11月に企画されていたが、いずれもコロナ禍のため中止となり、今回も当日米国東海岸からズーム会議に参加していただき、事前に録画した内容を翻訳したスライドで供覧し音声を英語で放送する形式を取った。コネット氏は、冒頭のメッセージと講演後の質疑まで参加された。

講演でコネット氏は私見を交えてフッ素の神経毒性の歴史的見解を紹介した。

その内容は、フッ素は元来生物にとって排除すべき物質で、ましてや必須栄養素などではない。フッ素化された飲料水で溶いた人工乳中のフッ素量は母乳中のフッ素量の約250倍である。

フッ素とIQについては1994から2020年までに子どもの疫学研究だけで60論文ある。最新の科学研究は以下のことを明らかにしている。

①フッ素はIQを低下させる。
 

②フッ素はADHD(注意欠如多動性障害)の症状を悪化させる。

③フッ素は更年期過ぎの女性の腰椎骨折を増加させる。さらに子どものIQの1点の低下を防ぐには母親の尿中フッ素濃度は0.2mg/Lを超えてはならない。

これらをまとめたフッ素の毒性に関する合衆国の政府刊行物であるNTPレビューが2022年初頭に出版される。またそれを受けて来春には、TSCA(有害物質規制法)に基づいて連邦地裁カルフォル二ア支部へFANが提訴した「水道水フッ素化の中止を求める」裁判の判決が下される。

講演終了後の質問時間にフッ素研究会の成田会長が「既に日本フッ素研究会では1980年代に、日本の文献調査をした総説の中で故柳沢文徳元会長が、歯フッ素症を予防する飲料水中のフッ素濃度は0.2ppm以下にすべきことを見いだしている」との発言があった。

また、「フッ素戦争:激論」と題した記事が2021年10/27の世界的な科学雑誌であるNatureに掲載された。Nature誌上でのフッ素記事の掲載は、1986オーストリアの統計学者の報告(ディーセンドルフ:フッ素と虫歯は無関係)以来2度目であったが、その感想をコネット氏に求めると、大手メディアがこの件に関して全く報道しないのが許せない、との意見であった。

12時15分~1時の昼休み休憩の後、加藤純二医師が「練り歯磨きの多数の添加物は有効か?無効で不要か?」と題する報告をした。歯磨き粉に添加されている化学物質は効能を宣伝しているが、効果を発現する条件が揃っていない、不要である、との結論であった。

報告2は大久保則夫氏による「宮崎県のフッ素洗口に対する取り組み」であった。県や小林市、えびの市等に対し多くの資料(小中学校長への要望書、教育委員会、保育施設、自治体首長への質問、要望書など)を交えて説明がなされた。取り組みは1981年から40年続いており今後も粘り強い運動を継続するとの意思が表明された。

報告3は元行田市議会議員の三宅盾子氏による「学校での集団フッ化物洗口をめぐる行田市の現状」であった。2013年12月の議会でこの問題を取り上げて以来、2015年の「行田市歯と口の健康づくり条例」ではフッ素洗口の文言を入れないよう働きかけ、その結果条例には入っていない。2021年3月議会に突然、行田市歯科医師会から「市内の全小学校児童を対象にしたフッ化物洗口実施に関する請願」が出され3月の本議会で採択された。埼玉県の虫歯は全国的にも少なく、行田市も虫歯は多くない。歯科医師会の資料は水道水フッ素化を目指すことを明らかにしている。「フッ化物洗口」を選択しない保護者が増えていく運動が大事だと思う、結んだ。

最後の総括討論で:IQは決められた時間内に正解を出す能力で他の方法も考慮すべきではないか、との意見があった。IQは様々な化学物質の中枢神経系に与える影響を推定する生物学的指標として、EPAが今までにその論理を形成してきた経緯があり、フッ素化に反対している研究者達自身がその基礎を作った事実がある。(Nature紹介記事で1986年)

またフッ素問題に取り組んでいる地域議員の連絡会の設立も提起された。

その後、評議員会が開かれ、会計報告、次期会長、来年の講師などが検討され、さらに随時関係者によるネット会議の開催が提起され、3時15分に閉会した。


フッ素研究会の冊子のお申し込みは

フッ素研究会事務局(秋庭)へ直接お願いします。

sky.aknw@gmail.com

電話 080−5062−1088

1冊1500円(送料込み)多部数の場合はお問合せください。                          

冊子でなくPDF版をご希望の方はコンシューマネットのstoresからご購入いただけます。(1000円)

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