コロナ対応を考える その54 ワクチントーク全国集会 〜打つ?打たない?新型コロナワクチン
お待たせしました。2021年5月30日のワクチントーク全国集会の動画を公開します。
北海道の視聴者の方が下記にまとめてくれましたのでご参考にしてください。
ワクチントーク全国集会2021(ZOOM)
2021.5.30.
司会 ワクチントーク事務局 青野 典子さん
1、田中真介さん(京都大学国際高等教育院准教)
- 感染予防ができるのは、上気道(鼻)粘膜で分泌される抗体=IgA抗体である、
インフルエンザワクチンは、IgG抗体を増やす=ワクチン無効(前橋レポート)
- 変異が早い…(インフルエンザA型は1年間で1~2%のゲノム変異する:人間と猿位の違い)
- DNAウイルスとRNAウイルス(インフルエンザ・コロナなど)があるが、RNAウイルスはゲノム量が多いので変異しやすい。
- 抗原抗罪原理…ワクチンによって誘導される抗体は、初感染のインフルエンザウイルスのタイプが中心。現在のタイプと異なる。
- 感染者は、季節性インフルエンザよりも低い
- 乳幼児、児童、20代の感染発症は少数、感染重症者は65歳以上で高い
- マスク着用によるウイルス感染予防効果について
- マスクや手洗いによって大規模な感染を防止できたことを証明した研究はない!!
※乳幼児期のマスク着用(形だけの防止策)は、人間的発達を阻害する(顔の表情、口の動きなど)
大事な相手に気持ちを伝える、感じ取る力 マスクはそれを阻害する
2、ゲスト医師 (インフルエンザワクチン問題から共にワクチン問題について検証)
主としてファイザー新型コロナワクチンについて
- 有効性の評価:有効率95%ととは、接種者の95%が罹らないということではない。何人ワクチンをしたら一人のり患を防げるか?で評価する。
- 安全性への評価 ~ファイザー有害事象~
- り患率の低い日本では「害」が上回る可能性が高まる。
- 死亡例の評価について
- 死亡例についてはファイザーワクチンの仮免申請段階でのデータはないので、実際の接種成績にゆだねなければならない。
- 医療従事者ワクチン接種後死亡(15人)とコロナり患による死亡(744人)との比較
- 20~40代の医療従事者については、ワクチン接種後の死亡は、同じ時期、同じ年齢でのコロナによる死亡率を上回る。☞つまり、死亡に関してはワクチン接種は意味のない可能性がある。
- 接種後一週間以内の死亡例の分析
- 意識変容は副反応報告に何例かある。
- 日常よく知られた副作用でも高齢者や基礎疾患をもつ人には致死的となることもある。
- 抗体依存性憎悪(ADE)=抗体があることによって、もともとの病気(感染)が悪化する場合がある。
- 対応できないこと多い疾患(肺動脈塞栓血栓症)
※人類が初めて経験するRNAワクチンは、アナフィラキシーをはじめ予想以上に副反応が多い。
安全性データの不十分なまま、また準備不足のままの接種は拙速である。
3、母里啓子さん(元国立公衆衛生院感染症室長) ポストコロナに望むもの
- コロナは不顕性感染(無症状)多かった。避けようがない。
重症な人だけ医療につなげればこんなに騒ぎにはならなかったのではないか・・・
- 前橋レポートが明らかにしたこと(ネットで閲覧可能)
- 国の臨時予防接種法により行われていたインフルエンザ予防接種で、1979年前橋市の小学5年生が接種後けいれんを発作を起こした。当時の厚生省の調査委員会は予防接種が原因とは認めず、これを不満として前橋市独自で救済措置を行った。以後インフルエンザ予防接種を中止し、前橋独自の報告書「前橋レポート」を作成。
- 「インフルエンザワクチンには流行を阻止する効果はない」ワクチン中止の根拠となった論文
- 医療と教育は平等であるべきであり利潤追求してはならない
- 国はワクチンさえ打てば解決するかのように思い込ませているが、ワクチンで制御された感染症はほとんどない。特に呼吸器系の感染症がワクチンで制御されることはない。
- ワクチンは介入である。ウイルスは30億年以上前から地球に存在していたと言われている。
- 人間は自然との付き合いの中でインフルエンザ・ウイルスに対処しながら営々と生きてきた。
たかだが70年未満の歴史しか持たないインフルエンザワクチンですら、感染を防ぐことが出来ないことは歴史が証明している。
※打つ/うたないの判断は個人の自由だが、ウイルスとはこれからも共生していけば良いと思う!
白木4原則(インフルエンザ予防接種裁判):インフルエンザ予防接種被害の教訓
4、古賀真子さん(コンシューマネット・ジャパン) 予防接種法・感染症法改正と副作用救済手続き
- 世界の現状:2021年5月24日現在、WHOの世界感染者数は1億6350万人(検査確定症例)
- 死者数は345万人(日本累計感染73万人、死亡63395人(5/26)米州地域と欧州地域を含むほとんどの地域で減少が見られ、世界的には、コロナの症例数と死亡数は頭打ちになっている。
- インド株(B.1.617変異株)の検出率が高まっているが、現在報告されている高い死亡率が、インド変異株による重症化の増加によるものなのか、症例の急激な増加による医療システムのひっ迫によるものなのか、あるいいはその両方によるものなのかは不明。
- 世界では2021.5.9.時点で、12億600万回分のワクチンが接種された。206の国や地域でワクチン接種キャンペーンが開始されている。また、現在280のワクチン候補が開発中で、そのうち96%が臨床開発中。「ワクチンに依存した社会が始まった」と考えるべきでしょう!
- 大規模集団接種の問題
- 初の遺伝子ワクチンを、特に長期影響もわからないワクチンを、ほぼ全世界の人にいっせいに接種するというのが新型コロナワクチンの最大の特徴
- 承認制度利用した特例承認
- 日本の治験は、本来必要な第Ⅲ相試験を飛ばして形だけ整えて承認を急いだ小規模なもの(160人)
- 感染症法改正で権限強化
- 自衛隊を動員しての大規模な集団接種体制の整備
※過去の予防接種禍の反省から慎重に対応されてきた個人防衛思想、禁忌者への接種を避ける個別の問診重視、インホフォームド・コンセントなどの考え方が切り捨てられ、早期に大規模な接種が進められている。(個別接種から集団接種:180度の転換でワクチンが受け入れやすい体制に・・・)
- 副反応疑い報告基準は? ~副反応の情報が確立されているわけではない!
※報告義務があるのは、アナフィラキシーだけ、「症状期間 4時間以内」のものとされている。- その他通常の副反応については医師の裁量(義務はない)とされており、副反応とは認められにくいシステムといわざるをえない。
- 副反応救済は? ~予防接種法に基づく救済制度が適用されることになってはいるが・・・
- 臨時接種として努力義務を課す:「義務」ではない(医療機関、介護施設関係も同調圧力が強い)
- 救済制度は? 補償認定を受けるのは非常に難しいのが現実~副反応の基準すら定かでない
- 医療費・医療手当ての請求には、☞複雑な書類が必要、☞なかなか医師が書いてくれない
- 不支給:訴訟Or審査請求・・・死亡事故についてもまだ1件も認められていない(5/20現在)
- 第60回予防接種副反応検討部会の報告資料:ワクチン接種後死亡者85人
- ワクチンメーカーに副反応被害の賠償を請求できない(救済は血税で払われる))
*「評価不能」として放置したまま、安全性を印象付ける政府広告を流しているというのが実態。
- 新型インフルエンザの教訓は?
- 2009~2010年6月まで国産のワクチン推定接種可能数は22,833,137回分。
副反応報告は2428人。内重篤416人、死亡報告133人。☞認定はわずか4人 - その後2011年~17年までの副反応認定件数は116件/168件申請
- 2009~2010年6月まで国産のワクチン推定接種可能数は22,833,137回分。
- モデルナワクチンの(大規模)集団接種をどう考えるか?
- 国内での厳密な検証なしに採用~ファイザーワクチン以上にわかっていない。
- 本当に必要か~新型コロナワクチンが、集団免疫を獲得できたという証拠はまだない。
- 被害の教訓が生かされていない。
個別接種から集団接種に180度の転換でワクチンが受け入れやすい体制に・・・
5、ワクチントーク北海道活動報告・・・荻原敏子さん
「日本脳炎ワクチン定期接種中止、区域指定、保護者の選択権、HPVワクチン定期接種中止と被害者救済」要請書の取り組み報告と新型コロナ対応への申し入れについてコロナ対応医療体制の問題、自宅待機で亡くなる人、医療機関で見てもらえない問題、新型コロナワクチン集団接種での学校体育館使用ではなく、個別接種体制維持を申し入れしました。緊急対応がすぐできる場所が大切。接種の有無は個人の意思尊重。同調圧力の問題など、副反応の問題など提起しました。
6、黒田信一さん(医師) コロナ感染体験から
- コロナ感染で感じたこと・・・
- 無理な状況下で感染。コロナ感染予防は、睡眠をしっかりとって、無理はしないこと!!
- 全身に障害が出たのは、アビガンの副作用か?(亜鉛は低下したが、味覚はあった)
- 重症化するのは、低酸素状態・解熱剤が多量に使用されているからではないか。(使用しなかった)
- 貧困と格差社会の中での矛盾がコロナの感染拡大に・・大阪がそのものではないか?
- 社会科学と自然科学の両輪が必要ではないか?
- 「人新世(ヒトシンセイ)(人類の経済活動が地球を破壊する時代)の『資本主義』」斉藤幸平さん
ポストコロナ時代の新しい社会のあり方~グリーン経済の実現に向けて - 「新型コロナワクチンは危険」新潟大学医学部元教授・名誉教授岡田正彦さんブログはわかりやすい。
- 「人新世(ヒトシンセイ)(人類の経済活動が地球を破壊する時代)の『資本主義』」斉藤幸平さん
7、質問タイムの中から
- ワクチンを接種できない(やれない)人をどう守るか・・・
- NHK日曜討論会で岡部信彦さん(川崎市健康安全研究所長)は以下のように発言していた。
Q:やらない人への圧力に対してどうする?
A:やれない人は周りで守る。やらない人はどうしようもない。
「日本には、強制的な接種は一つもありません。」「個人の意見が成熟している社会であることを目指しましょう。」
- NHK日曜討論会で岡部信彦さん(川崎市健康安全研究所長)は以下のように発言していた。
当日の資料はブックレット「打つ?打たない?新型コロナワクチン」コンシューマネット発行です。期間限定で本をご注文の方には当日のレジュメをpdfdメールにてお送りしますのでご希望の方はご連絡ください。
問い合わせ先:info@consumernet.jp
(古賀 真子)