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コロナ対応を考える その24 9.9申し入れへの賛同へのお礼と厚労省交渉の報告

コロナについて、各方面から様々な情報が出されています。コンシューマネット・ジャパンでは、2020年9月9日に、コロナ対策の政策決定議論をしているであると思われる3者宛に申し入れを行いました。

コロナ対応を知る その23−2 新型コロナ対策への申し入れの賛同を募ります。指定感染症の見直し、ワクチン政策の撤回を求めます

この申し入れについては多くの方々から賛同や意見をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。皆様から寄せられた意見も分科会やアドバーサリーボードにて十分議論していただくよう強調して渡しました。

10月21日にようやく、厚労省から、この申し入れに対する回答が得られるということで、皆さんの意見も追加して、「追加申し入れ」を行いました。


2020年10月21日
厚生労働大臣 田村 憲久 様
新型コロナ感染症対策分科会 分科会長 尾身茂 様
厚生労働省健康局長 正林 督章 様

特定非営利活動法人コンシューマネット・ジャパン

新型コロナ感染症対策に関する追加申し入れ

2020年9月9日に新型コロナ感染症対策に関する緊急申し入れをさせていただきましたところ1000名を超える賛同がありました。

10月21日に申入れに対するご回答の場を設けていただきましたこと、感謝お礼もうしあげます。

以下の点について改めて追加の申し入れをさせていただきます。

1 今回の指定感染症に関連する政令改正について、国民にわかりやすく説明いただくことを求めます。

2 PCR検査について、現状の感染状況を、探索的なPCR検査による「見かけ上の陽性者数」の増減でみるだけでは、実際の感染の動態を正確にはとらえていないと思われます。少なくともCt値のデータによる解析を行い、諸外国と異なる基準をとっていることについて丁寧な説明を求めます。

3 都道府県別の「PCR陽性者数」として発表がされていますが、少なくとも人口比で示す必要があると考えます。人口比で発表するとともに、「重症者数、死亡者数」の比率データを、今後の対応のために公開してください。

4 そもそもワクチンがなぜ必要なのかの説明がありません。ワクチンについては下記の点について説明を求めます。

(1)重症患者への医療条件を保障し、人的・物的・経済的にもしっかりとバックアップした上で、適切に罹患して抗体を持った人が増えていくこと(集団免疫を実現させていくこと)が重要だと考えます。そうした対策なくワクチンを緊急輸入するのはなぜでしょう。

(2)「実際に感染・発症した人も、抗体は数か月で消失する」、という研究があります。ワクチンも効かない(ワクチンによって抗体を誘導できるようにしても、効果は数か月で失われる)ということにもなりそうですが、ワクチンの効果の持続性についてはどうお考えなのかご説明ください。新型コロナの感染・発症後に、抗体が数か月で消失していく(半減期が短い)としても、実際に罹患して初期の抗体を得た上で、適切に「再感染」することによって、発症は抑制されつつ、抗体レベルを維持していくことになるのではないでしょうか。

(3)抗体依存性感染増強(Antibody Dependent Enhancement;ADE)の問題を解決できていない段階では、ワクチンはことに「危険性」が高く、使用不可ではありませんか。このようなワクチンに関連する問題をとらえきれていないと、「リスクとベネフィット」のう
ち、「リスク」の評価が甘くなるのではありませんか。

4 コロナワクチンの供給、接種体制方針を根本から見直すことに関連して

(1)未完成ワクチンへの過大な投資の決定はいつ、だれが行いましたか。

(2)ワクチンの安全性担保についての責任の明確化が必要です。責任の所在明確にして、ください。

5 消費者や市井の研究者へのヒャリング等の機会を設けてください。また関連審議会の情報を迅速に公開して、法改正に関しては十分な資料をしめしたうえでパブリックコメントをとっていただくことを求めます。

6 マスクについての正式見解を求めます。感染リスクのないところでマスクをする必要がないことを広報してください。

以上


簡単に結論を述べますと、

9.9申し入れと21日の追加申し入れへの回答は

  1. 指定感染症の見直しは、あくまでも「入院相当者」への届け出と検査勧奨の緩和に限られる。(注1)
  2. ワクチンについては過剰な期待に厚労省としても「水をかけなければならない」状態だと思っている。
  3. ct値についてはいろんな見解があることは理解している。日本感染症学会の見解がある。(注2)
  4. マスクについては「しなさいともしないでいいとも言えない」厚労省としては外すかどうかについて一般化して見解を述べることはできない。すべきかどうかについては「慎重に広報すべき」だと思っている。
  5. コロナワクチンに関する予防接種法改正については、「臨時接種」として提出することを考えている。

以上の回答の詳細と問題点については、10月29日(木)のタネまき木曜会の前半部分でお話する予定です。臨時接種として位置付けるのにことの問題点については別稿で述べます。

(古賀 真子)

10.29タネまき会 緊急企画 9.9申入の回答とコロナワクチンの問題、インフルエンザワクチンは高齢者にも有効性なし!?

(参考)

(注1)

健康局新着の法令令和2年10月14日掲載
◦新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令第三条の規定により感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則の規定を準用する場合の読替えに関する省令の一部を改正する省令(令和2年10月14日厚生労働省令第173号)
https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/hourei/H201014H0010.pdf

◦新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令第三条において準用する感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第十九条第一項の厚生労働省令で定める者等を定める省令(令和2年10月14日厚生労働省令第172号)
https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/hourei/H201014H0020.pdf

◦新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令の一部を改正する政令(令和2年10月14日政令第310号)
https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/hourei/H201014H0030.pdf

(注2)

http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_kensakekka_201012.pdf

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