預託法改正に向けて〜ようやく摘発されたジャパンライフ高齢社会での詐欺的情報に待った!学習会(紹介)
悪質な商法をなくすために!
~特定商取引法および預託法の改正に向けた取り組みについて~
学習会が開催されます
消費者庁「特定商取引法及び預託法の制度の在り方に関する検討委員会」では8月19日に報告書がまとめられ、公表されました。
報告書には、大きな社会問題となった豊田商事・安愚楽牧場・ジャパンライフ・ケフィア事業振興会・WILL(株)など、高齢者をはじめ、多くの消費者に財産被害を及ぼす悪質な販売預託商法については、本質的に反社会的な性質を有し、行為自体が無価値と捉え、「販売を伴う預託等取引契約の原則禁止等」と明記されました。また、消費生活相談で増加している、お試しのつもりが定期購入問題は規制を強化、消費者の不安につけ込む、マスクなどの送り付け商法(ネガティブオプション)についても、何ら正常な事業活動とはみなされないものとして制度的な措置を講じる必要があるとされました。
この報告書の内容に沿って法改正が進むことを望み、消費者庁の説明を受け、今後の運動につなげていくため、学習会が開催されます。
〔Zoomを活用したオンライン学習会〕
【講師】笹路 健さん(消費者庁 取引対策課長)
【スケジュール案】
【参加費】無料
【定員】100人 ※事前申し込みが必要です。定員になり次第締め切ります。
【申し込みメールアドレス】yukiko.ooide@shodanren.gr.jp (大出さん)
参加ご希望の方は、上記メール宛先に「団体名、お名前、メールアドレス、電話番号」を記入の上、必ず事前にお申込みください。 ※Zoom会議の詳細は、学習会前までに申し込みの方にご連絡いたします。
〔参加用URL〕は登録された方限りとさせていただき他の方への転送はできません。
いただいた個人情報はこの学習会のみ利用させていただきます。
★ご参加お待ちしております。
消費者委員会 意見書
報告書では、消費者の脆弱性につけ込む悪質商法の手口の巧妙化・複雑化には、断固とした対応が必要として、法執行の強化や実効性ある制度改革が答申されました。
特に、大きな社会問題となった豊田商事・安愚楽牧場・ジャパンライフ・ケフィア事業振興会・WILL(株)など、高齢者をはじめ、多くの消費者に財産被害を及ぼす悪質な販売預託商法については、本質的に反社会的な性質を有し、行為自体が無価値と捉え、「販売を伴う預託等取引契約の原則禁止等」と明記されています。これまで何年も問題にされてきましたが、2020年9月17日の摘発は遅きに失した感があります。なぜ、摘発に時間がかかったかも検証してする必要があるがあります。(古賀 真子)
2020年8月19日共同通信
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f0b75094cfd74c469029d7ab51cd19cccb0446c