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予防接種ネット・de・講座 44回 9価HPVワクチンにNO!厚労大臣宛に申し入れ

9価の子宮頸がんワクチンの認可の動きに対して反対の意思表明が多く出ている中、

子宮頸がん(HPV)9価ワクチン承認に反対を!コロナに紛れての持ち回り決議は許されません

2020年6月3日、コンシューマネットはワクチントーク全国的などと一緒に、厚労大臣に申し入れ(郵送)をしました。

2020年6月3日

厚生労働省 

厚生労働大臣 加藤 勝信 

 

ワクチントーク全国 代表 母里 啓子
コンシューマネット・ジャパン 理事長 古賀 真子
MMR被害児を救援する会事務局長   栗原  敦

 

品衛生議会・第二部会における「HPV9価ワクチンのシルガード9承認了承した委員会について、第三者委員会における検証と答申の無効を求めます

厚生労働省の薬食審・医薬品第二部会がWeb会議と電子メールを用いた持ち回り審議を行い、新薬2製品の承認を2020年5月20日付で了承したとの報道がありました。うち、子宮頸がん予防に用いる9価ヒトパピローマウイルス(以下、HPV)様粒子ワクチン(シルガード9水性懸濁筋注シリンジンはMSD社が2015年7月に承認申請しており、部会通過まで5年を要しました。正式承認は6月から7月となる見込みだとされています。

当初子宮頸がん予防ワクチンといわれたHPVワクチンは、2010年からヒブや肺炎球菌ワクチンと併せて緊急促進事業として行われ、2013年4月からは定期接種となりました。しかしHPVワクチンは同年6月14日に副反応報告の多さから、積極的勧奨中止にいたり直近の接種率は低迷し、定期接種再開がなされる状況にないなかでの新規の承認など常識では考えられません   

中学生の女子を中心に390万人以上に接種されたとされるHPVワクチンは、2019年4月24日の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、平成31年第2回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会の合同開催における資料12として提出されたHPVワクチン副反応報告において、死亡事例や後遺症例、ADEM/GBSなどの報告を含む3492件の副反応報告がだされています。実際の被害はこの何十、何百倍ともいわれており、頭痛、全身の疼痛、光過敏、音過敏、嗅覚障害、激しい生理痛、脱力、筋力低下、不随意運動、歩行障害、倦怠感、集中力低下、学習障害、記憶障害、発熱、月経異常、過呼吸、睡眠障害など、全身に及ぶ多様な副反応が一人の患者に重層的に表れることが報告されています。承認から10年近くを経過した現在においても、どのような人に発症するかいまだ分からず、治癒が期待できる有効な治療法もありません。

厚労省は、「シルガード9の審査に5年かかった点について、「(子宮頸がん予防ワクチンで)過去に日本で有害事象の報告があり、報道でも大きく取り上げられたこともあり、(9価HPVワクチンの)海外の市販後データ等を含めて慎重に審査したため、時間を要した」とされています。しかし、4月22日のWeb会議とメールでの持ち回り審議では、筋肉注射による腫れなどの局所反応の発現頻度が既存のガーダシルと比べて高いことも話し合われた」とのみ報道されており、Web会議と電子メールの内容も全く公表されていない中で重大な承認を決定したことは行政手続き上も全く納得できないことです。HPVワクチン薬害訴訟全国原告団・弁護団が承認に反対し、事前に持ち回り審議の中止を求める意見書を提出して抗議していますがこれも無視されています。

Web会議は委員21人中18人が参加し、産婦人科、小児科、ワクチンの各専門家も議論に加わった。持ち回り審議は21人中20人が参加し、厚労省によると、全員がシルガード9の承認を了承したとされています

新型コロナ感染拡大を防ぐための対策に奔走する中、不要不急の行動が制限されるなかで、まさに火事場泥棒のように承認答申されたことは大臣だけでなく、審査にあたった委員においてもいのちと健康に関わる重責を放棄したものと言わざるを得ず、厳しく責任を問われる行為というべきです。

議事録もなく、書面審議の資料も全く公表されていないなかで、なぜ承認にいたったのかも検証できないような形での答申は、答申そのものを無効とせざるを得ないと考えます。

また、このような懸案事項を書面決議だけでおわらせることに同意された委員の方の資質も疑わざるを得ません。今後重要なコロナワクチンや抗ウイルス剤などについても、責任なき決定がなされることが大いに危惧されます。

改めて本件についての委員の改選、審議方法の変更を行い、本件答申についての再検討・撤回を求めます。

以上

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