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もっと知りたいフッ素の話39 新型コロナ感染予防のため、不要不急のフッ素洗口はやめてください

学校が休校になるなかで、開校している学校の養護の先生や保護者の方から、「3蜜や衛生管理が強調されるなか、フッ素洗口はさせたくない」との声があがってます。新規事業として強引な導入をきめたところも、いつ始めるか戸惑っているようです。

2020年4月17日、北海道内でのフッ素洗口が徐々に広がっていることから、北海道知事に申し入れをしました。また、三重県名張市で新規に導入を検討を始めたことで、住民が反対運動を始めている名張市長あてにも、フッ素洗口をしないよう申し入れをしました。(郵送)

各地でも同様の状況に置かれていらっしゃるところがあると思います。添付のような申し入れをご希望される方は、ご相談いただければと思います。下記に書式モデルを示します。

 

2020年4月日.docx知事申入れ

名張 フッ素申入れ


2020年4月 日

 

自治体首長        様    

                                          申し入れ者名

 

 

新型コロナウイルス感染拡大の恐れがある学校等でのフッ素洗口の緊急中止を指導してください

 

冠省

世界中でコロナウイルスの感染が起きており、多方面にわたって影響がでています。北海道におかれましても、子どもたちの健康維持や教育対応に関して尽力いただいていることと存じます。

早速ですが、現在、約128万人(2016)の就学児童にむし歯予防のためのフッ素洗口が学校で実施されています。学校等での集団フッ素洗口に関しては様々な観点から賛否両論のあるところです。

新学期が始まり、都市部においては学校が開校できていない地域もあり、郡部においても今後の感染の拡大により、休校も視野に入れなければならない状況にあります。このような中、学校においては、教職員は感染予防や衛生面での配慮に苦慮されています。感染症予防の基本的な観点から、フッ素洗口が新型コロナウイルスの感染を拡大する危険があることから、貴職におかれましては、学校等での集団フッ素洗口を中止するよう指導をしていただくことをお願いしたいと思います。以下に理由を述べます。なお、同様の申入書を文部科学省には2020年3月に提出済みです。

 

 

理由1 新型コロナウイルス感染の機会が増加します。

配布時:感染者によるコップの配布はコップにウイルスが付着する危険があります。

洗口時:むせて、周囲に洗口液(及び唾液)が飛び散る恐れがあります。特に感染者の場合は気道過敏が起こり、咳反射が亢進するので、その可能性が高くなります。

感染者の体液(唾液)にはウイルスが存在し、教室で吐き出す行為は周囲にウイルスを飛び散らせることになり危険です。

洗口後:吐き出した液をティッシュに含ませてゴミ箱に入れる場合や、流しに液を流す場合も危険です。紙コップをゴミ箱に歩いて捨てる途中、液が床に落ちることや投入する際、ゴミ箱(ゴミ袋)の外側を汚染させる可能性があり、それをゴミ置き場まで運ぶのも危険な行為です。

終了後:流しで口をすすぐことによって、流しが感染源になります。汚染された流しから水が飛び散り衣服や手、顔にウイルスが付着します(北海道では、洗口液が他人の目に入った事例も報告されています)。

唾液を介して新型コロナウイルスが感染するとの論文があります(注1,2)。

理由2 フッ素洗口における適切な管理ができると思えません。

消毒のむずかしさをクリアできません。紙コップは消毒ができません(消毒には紫外線滅菌機などが必要ですが、大人数では無理です)。

また、洗口液を入れるボトルは薬液消毒しかできません。煮沸やオートクレーブ(高圧釜)での滅菌ができないのでカビが生える事例が続発することになると思います。これまでもカビが生えて問題となった実例があります。

韓国の宗教施設でのコロナ感染の原因は、食塩水を口にスプレーしたことだと報道されていますが、フッ素洗口液のボトルが汚染されていた場合には同様のことが起こり得ます。

                                                    以上

 

注1)

原文 https://academic.oup.com/cid/advance-article/doi/10.1093/cid/ciaa149/5734265

注2)

日本語解説 https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200314-00167791/

                                          (連絡先)

*各自治体首長あても同様の内容でよいと思います。

 (古賀 真子)

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