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もっと知りたいフッ素の話 その38 フッ素洗口が新型コロナウイルス拡散の恐れあり〜文科省に要望書提出

新型コロナウイルスの感染拡大が世界を席巻しています。感染防止のための往来制限が進められています。

学校での集団フッ素洗口はむし歯予防効果について長年争われています。2020年3月28日に、フッ素研究会ほかは文部科学省あてに学校等でのフッ素洗口の中止をもとめる要望書を出しました。

2020年3月28日

 

文部科学大臣 萩生田 光一 様
文部科学省 体育局 様
学校健康教育課 様

 

日本フッ素研究会    代表 成田 憲一
フッ素問題全国連絡会 代表 清水 央雄
健康情報研究センター  代表   里見  
薬害オンブズパースン会議仙台支部  加藤 純二
特定非営利活動法人コンシューマネット・ジャパン 理事長   古賀 真子

 

新型コロナウイルス感染拡大の恐れがある学校等でのフッ素洗口の緊急中止の申し入れ

 

冠省

世界中でコロナウイルスの感染が起きており多方面にわたって影響がでています。文科省におかれましても、学校の休校や再開時期の考慮も含め、子どもたちの健康維持や教育対応に関して尽力していただいていることと存じます。

早速ですが、現在、128万人(2016)の就学児童むし歯予防のためフッ素洗口が学校で実施されています。学校等での集団フッ素洗口に関しては様々な観点か賛否両論のあるところです

新学期をむかえるにあたり、今後の休校措置については見通せない状況ではありますが、感染症予防の基本的な観点から、フッ素洗口が新型コロナウイルスの感染を拡大すする危険があることから、文科省において、各自治体にむけて、学校等での集団フッ素洗口を中止するよう通達を出していただくことをお願いしたいと思います。以下理由を述べます。

 

 

理由1 新型コロナウイルス感染の機会が増加します。

配布感染者によるコップの配布はコップにウイルスが付着する危険があります。

洗口時:むせて、周囲に洗口液(及び唾液)が飛び散る恐れがあります。特に感染者の場合は気道過敏が起こ、咳反射が亢進するので、その可能性が高くなります。

感染者の体液(唾液)にはウイルスが存在し、教室で吐き出す行為は周囲にウイルスを飛び散らせることになり危険です。

洗口後:吐き出した液をティッシュに含ませてゴミ箱に入れる場合や流しに液を流す場合も危険です。紙コップをゴミ箱に歩いて捨てる途中、液が床に落ちることや投入する際、ゴミ箱(ゴミ袋)の外側を汚染させる可能性があり、それをゴミ置き場まで運ぶのも危険な行為です。

終了後:流しで口をすすぐことによって、流しが感染源になります。汚染された流しから水が飛び散り衣服や手、顔にウイルスが付着します(北海道では、洗口液が他人の目に入った事例も報告されています)。

唾液を介して新型コロナウイルスが感染するとの論文がありま(注1,2

理由2 フッ素洗口における適切な管理ができると思えません。

消毒のむずかしさをクリアできません。紙コップは消毒できません消毒には紫外線滅菌機などが必要ですが、大人数は無理です)。

また、洗口液を入れるボトルは薬液消毒しかできません。煮沸やオートクレーブ(高圧釜)での滅菌ができないのでカビが生える事例が続発することになると思います。これまでもカビが生えて問題となった実例があります

韓国の宗教施設でのコロナ感染の原因は、食塩水を口にスプレーしたことだと報道されていますが、フッ素洗口液のボトルが汚染されていた場合には同様のことが起こり得ます。

以上

1)
原文 https://academic.oup.com/cid/advance-article/doi/10.1093/cid/ciaa149/5734265

注2)
日本語解説 https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200314-00167791/

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