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どうなる電気料金?4 電力会社のスイッチングサイトはどうなってますか?

小売電力が自由化されましたが、家庭でのスイッチングの進み方はどのようになっているでしょう。

電力・ガス比較サイトの「エネチェンジ」、 電力会社切り替え行動と比較サイトの利用意向に関する調査を実施との報道がありました。

https://enechange.co.jp/news/press/hikakusite-survey/

この調査報告では、電力会社検討時の情報源は「比較サイト」と「候補先電力会社のWebサイト」、83.9%が検討時のツールとして「比較サイトの必要性を感じる」と回答されたとされています。

電力・ガス比較サイト「エネチェンジ」を運営するENECHANGE株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役会長:城口洋平氏、代表取締役社長:有田一平氏)は、全国20~60代の男女1000人を対象に「電力会社の切り替え行動とそれにかかわる比較サイトの利用意向」について調査を実施し、分析をしたようです。

2016年4月の電力小売自由化から3年、資源エネルギー庁によると2019年5月31日時点での切り替え件数は全国で1164万件、全世帯の18%程度が地域の大手電力会社から新電力に電力会社を切り替えたとされています。電力切り替え行動に関する意識調査結果は、資源エネルギー庁からも定期的に公表されています。

2017 年5月23 日には、筆者も参加する消費者委員会公共料金等専門調査会で、スイッチングの状況を含む、電力自由化の課題についての意見を出しました。(抜粋)

初年度としては、欧州の先行事例と比較すると、新電力のシェアの拡大ペースは必ずしも低調とは言えないが、大部分の世帯は未だ新しい料金プランに積極的に乗り換えるという行動には及んでいないものとみられる。また、切替えが大都市部に集中していることや、旧一般電気事業者及びその子会社による旧供給区域外への進出が進んでいないことなどの課題もある。とし、(中略)② 「電力比較サイト」による情報提供については、多くの消費者が電力会社や料金プランの切替えに際して料金シミュレーションを利用しているなど、消費者の意思決定において重要な役割を果たしている。他方、情報の公平性・中立性や、比較サイト毎のシミュレーションーション結果の相違といった点に問題を感じている消費者もいる。とし、③ 円滑なスイッチング対応等 新電力への契約先の切替え実績については、件数ベースでは、新規参入状況を反映し、関東、関西地域で件数が多い一方で、中国、北陸地域で低調となっている。また、電力会社や料金プランの切替えに際してトラブルが発生した消費者の割合は比較的少なく11、スイッチングについては概ね円滑に進められているものと考えられる。としていました。

その後2018年11月22日の調査会では、比較サイトから再度ヒヤリングを行い、

https://www.cao.go.jp/consumer/kabusoshiki/kokyoryokin/senmon/054/shiryou/index.html

その際、エネチェンジからは、下記のような説明資料が提出されました。

https://www.cao.go.jp/consumer/kabusoshiki/kokyoryokin/doc/054_181122_shiryou1.pdf

電力自由化のかぎは、公正な競争政策の実施と消費者の選択権の確立です。さまざま比較サイトが今後でてくることを期待したいと思います。

(古賀 真子)

(参考)

CNJあてに、電気料金の仕組みを説明したページを用意しているとの情報をおよせいただきました。わかりやすい内容でしたのご紹介させていただきます。ご参考にしてください。 

https://selectra.jp/energy/guides/ryokin/calculate-denki-ampere

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