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世界のごみ問題の現状を伝える映画「TRASHED」の上演と記念シンポジウム「プラスチックごみ この処理困難物をどうする?」のご案内

trashed自然界で分解されないプラスチックは、「ゴミベルト」となって海を漂っています。そんな世界のゴミ問題の現状を伝える映画「TRASHED」が、小平で上映されます。

NPO法人小平・環境の会が今年20周年を迎えます。「プラスチックごみ」をテーマとした冊子の発行に続き、10月には映画上映会とシンポジウムが開催されます。

http://www.kodaira-net.jp/kd80000029/

映画は10月12日に400人のホールで上映。大変迫力のある映像で、世界的な規模になったごみ問題を実感できる内容です。自然界で分解されないプラスチックは、「ゴミベルト」となって海を漂っています。そんな世界のゴミ問題の現状を伝える映画です。

ぜひご覧になってください。ゴミ問題について、一緒に考えましょう。

◎日時:2015年10月12日(月・祝) 14:30~ (上映時間97分)

◎場所:ルネこだいら中ホール(小平駅南口3分、駐車場はありません)

◎チケット代:700円(前売り・ルネこだいらで販売中)・800円(当日券)

問合せ:042-332-2647(小平・環境の会 留守の場合は、留守電にメッセージを残してください)

主催:NPO法人 小平・環境の会

後援:小平市

協賛:生活クラブ運動グループ小平地域協議会 パルシステム東京小平委員会


 

◎映画についてはこちらから

http://trashed.jp/

2012年 イギリス

監督:キャンディダ・ブラディ

英国の映画製作者、ジャーナリストである彼女は1996年に、映画会社Blenheim Filmsを設立し、HIVとAIDSの革新的な治療法に関する10年プロジェクトを含む多数のドキュメンタリー製作を行なってきた。

 

=INTORODUCTION=

ゴミの環境汚染問題は他の誰でもない人類の責任だが、その代償を払うのは地球上に住む全ての生物なのだ。レバノンの海岸線、そこにそびえ立つのは家庭ゴミや有害産業廃棄物、注射針などの医療器具、そして動物の死骸が折り重なって出来たゴミの山だ。それらは美しい海へと垂れ流され、汚染を広げている。数十年の無計画なゴミの放置による結果はあまりにも醜く深刻だ。

アカデミー賞受賞俳優ジェレミー・アイアンズは、世界中に自ら足を運びその過酷な汚染の現場を本作に収めている。

昔と違って現代ゴミは複雑になっている。

例えば海の中に広がる汚染物質のダイオキシンやプラスティックの粒子。プランクトンにも見えるそれらを魚たちが餌にしていることは言うまでもない。ゴミの環境汚染問題は他の誰でもない人類の責任だが、その代償を払うのは地球上に住む全ての生物なのだ。

ゴミは容赦なく地球の寿命を縮めている。

地球の終焉を再現したかのようなゴミの山と汚染の映像に戦慄が走る。音楽は『ブレードランナー』ヴァンゲリスが担当。2012年カンヌ映画祭特別上映作品。

~~~~~~~~~

NPO法人 小平・環境の会 設立20周年 記念シンポジウム
「プラスチックごみ この処理困難物をどうする?」

日 時:2015年10月31日(土) 午後1時30分~4時30分(質疑応答あり)

場 所:国分寺労政会館 第4会議室

JR中央線「国分寺駅」南口下車 徒歩5分

資料代:500円

主 催:NPO法人 小平・環境の会

後 援:小平市

問合せ:☎042-332-2647(島)

*事前申し込み不要。直接会場にお越しください。

 

パネリスト:池田 こみち さん (環境総合研究所顧問)

熊本 一規 さん (明治学院大学教授)

宮田 秀明 さん (摂南大学名誉教授)

 

私たちの身の回りにあふれるプラスチック。様々な添加剤や顔料を含むプラスチック製品がごみとなって、地球をとりまく環境(大気・川・海)を汚染しています。

ごみの焼却によって、極めて短時間に未知の化合物を含む数百万の化合物が生成され、ダイオキシン類をはじめ、ニトロ多環芳香族炭化水素や重金属などの有害物質が大気中に排出されると説く宮田秀明さん

プラスチック容器包装のマテリアルリサイクルを見直し、拡大生産者責任に基づくケミカルリサイクルの方がベターと主張する熊本一規さん

脱焼却、ゼロウェイスト政策で市民参加の廃棄物処理の取り組みを提唱する池田こみちさん

この三人をパネリストとして迎え、シンポジウムを開催します。お三方が問題提起し、お互いの意見をたたかわせるのを聞くのは、きわめて刺激的で、私たちはプラスチックごみとどう向き合い、プラスチックによる環境汚染をこれ以上広げないために何をすべきか、つかむ事が出来るのではないかと期待しています。

皆様も一緒に考えてみませんか?


 

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20周年記念誌 「プラスチックごみ この処理困難物をどうする?~専門家と市民の視点から~」(44ページ)

2015年9月1日発行。頒布価格300円。

プラスチックごみの問題点を冊子にして発行しました。当会のこれまでの取り組みと主張、および専門家や市民の主張を掲載しています。

ご希望の方は、下記へ

kodaira_kankyo@jcom.zaq.ne.jp

(問い合わせ先)

小平・環境の会(深澤)
FAX 042-341-7524
bbjaga@jcom.home.ne.jp

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