見た目より安全を!斑点米と農薬とミツバチ大量死のブックレットのご紹介
2008年に起きた汚染米事件。その対策として米トレーサビリティー法や罰則規定が設けられましたが、コメ流通の不透明さや不合理な構図はまったく変わっていません。
その背景には、表示制度の不備や時代に合わないまま存続する「農産物検査法」があります。こうした日本のコメをめぐる諸問題を周知し、改善を図ろうとする農業者団体や市民団体のネットワークである、「米の検査規格の見直しを求める会
http://hantenmai.sakura.ne.jp/index.html
が、『知っていますか? 斑点米と農薬とミツバチ大量死』』(A5版・16ページ)を発刊 されました。ミツバチの大量死の原因と農水省も認めるネオニコチノイド系農薬と斑点米の関係をイラストを駆使して分かり易く解説したパンフレットです。
http://hantenmai.sakura.ne.jp/news/n_150715-1.html
(以下チラシ案内より抜粋)
日本の田んぼで一番多く使われている殺虫剤はカメムシ防除用です。今問題になっているネオニコチノイド系の農薬が大量に使われ、米にも残留しています。
カメムシは斑点米を作るとして、徹底的に防除されますが、殺されるのはカメムシだけでなく、田んぼの生物から鳥にいたるまで生態系を破壊します。特にミツバチの大量死はカメムシ防除の農薬が原因と農水省も認めています。
カメムシ防除は収穫量を減らすなどの実害はありません。ただ、見栄えが悪いというだけです。しかも、斑点米は色彩選別機という機械で除去できます。農薬散布はやめるべきです。(中略)有機農業者の田んぼでは農薬は一切使用しないのに、カメムシが大量発生することはありません。天敵がいっぱいいるからです。農薬漬けの農業を改めて、有機農業を進めるために消費者も努力しましょう。永年食の安全問題に取り組んでいる市民団体食政策センター・ビジョン21(安田節子さん)と農薬問題に詳しい反農薬東京グループ(辻万千子さん)さんによる好著です。それぞれの団体のHPもぜひ参考にしてください。(問い合わせ先よりリンク)
できるだけ多くの人に読んでもらいたい。友人、知人に勧めてください。そして、農水省へ意見を届けてください。
(問い合わせ先)
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