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脳死下での臓器提供事例に係る検証会議報告が発表

医師の説明で臓器提供47% 脳死移植の家族承諾事例!?

 脳死での臓器提供で、本人の提供意思が不明で家族が承諾したケースでは、脳死とされうる状態になり主治医が臓器提供の選択肢を示したのがきっかけになったのが47%、家族が自主的に申し出たのは53%だったことが、厚生労働省の脳死検証会議が公表した200例まとめで25日分かりました。

厚労省移植医療対策推進室は「主治医が選択肢を提示することは家族にとって重要なきっかけになる。提示が増えれば、臓器提供の増加につながる可能性がある」と話しています。

◇厚労省の検証会議でまとめる

脳死移植に関する厚生労働省の検証会議(座長=柳沢正義・国立成育医療研究センター名誉総長)は25日、意思表示カードなど、臓器移植についての本人の意思表示がある事例ほど、家族からの提供申し出が多いとの分析結果をまとめました。同日までの脳死臓器提供327例のうち、200例を対象に分析したものです。

200例のうち、意思表示カードなど本人の意思があった109例では、約88%が家族からの申し出によるものでした。一方、意思表示がなく、家族の承諾によって臓器提供が実施された91例では、家族からの申し出は52.7%にとどまったとされています。残りの47.3%は、主治医らから今後の治療について説明する際に、選択肢の一つとして臓器提供の可能性を示されたということです。

家族の承諾による臓器提供により移植が増えています。臓器移植について、主治医にドナーの治療への説明がどのようになされたうえで家族が承諾がなされているのか、救命の可能性や臓器移植について理解のないままドナーとされていない考える必要があります。

厚労省HPより

脳死下での臓器提供事例に係る検証会議 200例のまとめ5月26日

概 要

平成25年5月に公表した「脳死下での臓器提供事例に係る検証会議 150例の検証のまとめ」に、その後行った50例の検証結果を追加し、報告書としてとりまとめました。

 

脳死下での臓器提供事例に係る検証会議 150例のまとめ

概 要

平成24年3月に公表した「脳死下での臓器提供事例に係る検証会議 102例の検証のまとめ」に、さらに平成24年度に検証会議で検証した48例の検証結果を追加し、報告書としてとりまとめました。

脳死下での臓器提供事例に係る検証会議 102例のまとめ

概 要

脳死下での臓器提供事例については、臓器移植が一般の医療として国民の間に定着するまでの暫定的措置として、厚生労働大臣より有識者に参集を求めて、脳死下での臓器提供に係る検証作業を行っているところです。
平成24年1月30日の検証会議までに102例の検証が行われ、3月26日の検証会議においてこれらの事例について総括が行われ、報告書として取りまとめられました。

運転免許証や健康保険証に、新たに『臓器提供意思表示』の記入欄がもうけられています。改正臓器移植法の施行にともない、臓器提供意思表示カードに加え、新たに発行・更新される運転免許証や医療保険の被保険者証(健康保険証)に「臓器提供意思表示記入欄」が設けられることになりました。
(記入欄が入った運転免許証・健康保険証の交付時期は、各都道府県や保険者によって異なります。)

 

普段から臓器移植について家族で話し合い、一人ひとりの考えにしたがって、
「臓器を提供する」「提供しない」のいずれであっても、
その意思を表示していただくようご協力ください。

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