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世界一高い教育費は日本を滅ぼす?~教育費の負担軽減を求める運動のご紹介

2014 年9 月19 日 ,新日本婦人の会(笠井貴美代会長)が本年4月~5 月に、高校・大学の教育費アンケートにとりくんだ結果を公表しました。このアンケートは、「世界一高い」といわれる日本の高校・大学の教育費の実態をリアルにつかみ、教育費の負担軽減を求める運動の力にすることを目的としているということです。47 都道府県の740 人から回答があり、947 人分の高校・大学生の教育費の現状が寄せられています。

http://www.shinfujin.gr.jp/survey/2014date/2014education_kekka.pdf

貧困と格差が広がり、教育を受ける子どもの権利が脅かされるもとでの今回の教育費アンケートでは、日本の教育費の異常な高さ、それが親と子、家族にどれほどの苦悩を与えているか、鋭く告発し、問題の深刻さが浮き彫りにされています。

奨学金の利用率が低いことも指摘されています。背景には、奨学金制度が利子上乗せによる多額の奨学金返済額、さらに卒業後の就職難で返済が滞るなど、就職難のなかで今後の雇用や生活に見通しがもてず、「返済できないから、なるべく奨学金を借りないようにがんばる」などの声もあるとされています。

教育は国の礎、資源の乏しい日本では教育こそ国力を充実させる源となるべきものです。諸外国では教育費への国の補助が充実しているというデータもあります。教育制度とそれを支える教育政策についても考えていきましょう。

(古賀 真子

 

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