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原子炉部品の強度不足問題:仏EDF 58基中12基の調査  「安全性に問題なし」と報告

仏アレバ社のクルゾ・ロワール工場。EDFが所有するフランスの原発に強度不足の原子炉主要部品を供給し、データを改ざんしていたことが分かり、調査が行われている。 © AFP

仏アレバ社のクルゾ・ロワール工場で製造した原子炉圧力容器の上蓋・下鏡、蒸気発生器など主要部品の強度が基準を満たしていない可能性があることがわかった問題で、フランス電力(EDF)は仏原子力安全機関(ASN)の指示でフランスの原発全58基すべてについて確認調査をおこなっている。

EDFは2017年9月14日、ASNに対して12原発、309部品についての調査結果を提出。「異常471書類」(法規で定められた基準を満たさない部品)と「130書類の規則違反」(内規で定められた要件を満たさない部品)が確認されたと報告しているが、「調査結果の分析から、いずれも関係する機器の安全な機能に必要な適正を問題視すべき性質のものはないことがわかった」としている。

クルゾ・ロワール工場は、過去40年間にわたって製造部品の品質検査データを捏造していた疑いがもたれており、現在操業を禁止されている。EDFの調査は2018年末まで続けられる予定。

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