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2015年度はしません!北海道での日本脳炎ワクチン定期接種

図2014年10月9日のHPで、北海道での日本脳炎ワクチンを定期接種として行う問題についてご紹介しました。

日本脳炎の定期接種化反対、北海道ワクチントークが道庁に申し入れ
http://consumernet.jp/?p=1119

北海道での日本脳炎ワクチン導入問題については、北海道ワクチントーク(代表荻原恵子さん)を中心に、地元での反対運動が盛り上がっています。当初は2015年度の導入が計画されていましたが、地元の反対運動により行われないことになりました。北海道ワクチントークからの報告をご紹介します。


平成26年度 北海道感染症危機管理対策協議会傍聴報告とワクチントーク北海道の今後の取り組み  

2015年2月4日(水)18:00より、かでる27の730会議室において「平成26年度 北海道感染症危機管理対策協議会感染症流行調査専門委員会」が開催されました。この会議は、公開で行うことになっていますが、特に広報はされず、北海道庁のホームぺージを、見なければ気がつくことができません。また、傍聴は、席に限りがあることから、定員になり次第ということで受付は終了されました。当初、10席程度の定員だったため申しこんでも、断られてしまいました。私たち(道民)が、席の増加を要望しても断られましたが、道議会議員が、断られた人が不公平とならないよう全員入れるべきではないかと申し入れをしてくれたため、席が増加され公開傍聴に申し込んだ人は、参加できるようになりました。参加したのは、子どもの健康を考える会、民主教育をすすめる道民連合、i女性会議市民ネット、北教組養教部など13名が参加しました。

会場は、撮影、録音、調査専門委員会への発言など、一切しないことと、事前に厳しく規制されました。

本委員会は、北海道における日本脳炎予防接種を定期にするかどうかの問題について、北海道感染危機管理対策協議会の中に設置された「感染症流行調査専門委員会」で作成している報告書の「素案」が、最終審議となる場でした。しかし、「素案」は傍聴者には配布されませんでしたが、

日本脳炎の定期接種化について、事務局(保健福祉部)の説明等の聞き取りから、道の保健福祉部が素案として感染症流行調査専門委員会に提案した内容は

「現状認識として、豚の抗体検査結果、コガタアカイエカの生息地域の拡大、北海道の気温の変化、道民が日本脳炎感染可能地域への転出が年間5%、修学旅行での感染の可能性、国の『予防接種で防げる病気は予防接種で防ぐ』という姿勢、ワクチンの安全性を検討した結果、北海道においても定期接種を導入すべきと考えるとの提案(素案)」でした。しかし、そもそも北海道が定期接種を外した経緯や、日本脳炎ワクチンの現状(安全性、副作用等)についてはほとんど議論されませんでした。

予防接種を実施するのは、各自治体となるので、この素案を親会、北海道道議会で審議し決定してから各自治体への周知となり、年度途中からの実施は混乱することになるため、「平成27年度については、“区域指定を外さないこと”」が決定されました。しかし、2016年度の実施には含みを残す内容です。この素案で説明された「ワクチンの安全性に問題ない」との見解についても、単にワクチンの説明書に添付されたものからの判断のようであり、「安全性、有効性、必要性」の観点で、私たちは、安全性について慎重審議が必要なこと、病気の流行状況を考えること(北海道での発症はゼロ!!)など、まだまだみなさんと学習会を重ねながら、道や道議会や各自治体へ訴え、要請行動にとりくんでいきたいと思います。

傍聴終了後のミニ集会では、ワクチントーク北海道の荻原代表より、「委員会では副反応にも触れず、定期接種の必要性について審議されていない。素案はまだ決定ではない。早急に素案を入手し問題点を指摘していく必要がある。新たに無益なワクチン被害を出さないために自治体ごとの動きが必要。」と今後のとりくみを確認し解散しました。(北海道ワクチンとトークより)

ワクチントーク全国、コンシューマネットも引き続き北海道の動向に注目していきます。

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